【春季リーグ】第3戦 vs筑波大学 試合結果・戦評

法政大学 23(13ー18)37 筑波大学

【戦評】
法政大学男子ハンドボール部は春季リーグ第3戦、筑波大学とのゲームに臨み23-37で敗北を喫した。
前半早々筑波大に3連続得点を許すと攻撃では思うようにシュートを打つことができずにいると追い打ちをかけるようにキャプテン布田(4年)が2分間の退場。前半は苦しい展開が続き主導権を筑波大に握られそうになるが、竹中(2年)が相手守備の間を突いたプレーで得点を重ね点差を開かせまいと攻撃陣を牽引する。新戦力の躍動もあった。昨年北陸高校として春の選抜と夏の高校総体で準優勝、栃木国体では優勝を経験し、今年から法政大学ハンドボール部に入部したGK宮田怜(1年)は山口(4年)に代わって初出場すると点差の開きかけていた中盤にビックセーブを連発しチームを勢いづけた。また終盤には布田に代わって入った佐々木(3年)が技ありの2連続得点。チームは勢いを取り戻しかけたところではあったが13-18の5点差で前半は終了した。
前半終了間際の勢いのままに主導権を握りたかった法政だが一人一人力強い攻撃力を持つ筑波大の攻撃に得点を許し、またしても苦しい展開に。10点差をつけられ更に攻撃陣もシュートを止められ続けていた中盤に法政は攻撃の中心として奮闘していた石田(4年)と岩﨑(3年)に代えて大島(3年)と守備の中心である栗田
(2年)を起用。交代的中とはいかなかったものの攻撃の質が落ちることはなく、法政には新たな武器があるというようなことも感じられた起用であった。しかし最後まで押し込まれ続けたゲームは終わってみれば23-37で完敗。多くの課題と収穫を得て法政ハンドボール部はリーグ戦2敗目を喫した。(広報=間)

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