【春季リーグ】第9戦 vs立教大学 試合結果・戦評

法政大学 23(13ー13)20 立教大学

【戦評】
春季リーグも最終節を迎え、自力残留のためには勝利が絶対条件となる法大はリーグ戦では最下位に沈むものの、法立定期戦の直接対決では黒星を喫している難敵立教大学と対戦。苦しい試合を23-20で勝利し一部残留を決めた。
試合前から会場は異様な雰囲気に包まれ、勝利した方が残留するというまさに両チームの命運を賭けた戦いとなった。前半は一進一退の攻防が続く。前半開始早々法大が3点差をつけたかと思えば立教大が3連続得点で追いつくと、岩﨑(4年)のプレーで相手の退場を誘ったがその後法大は竹中(3年)が退場し一時数的不利の状況に。法大はその後も退場者を出してしまうも、それでも流れがどちらかに傾くことはなく意地と意地のぶつかり合いとなった。しかし前半も20分を過ぎた頃、法大は本日3回目となる退場者を出してしまいそこから試合は立教大ペースに。組織で守ってくる立教大を数的不利の状況で崩しきれず退場明けも苦しい時間帯となり3点差をつけられてしまう。それでもGK山口(4年)を中心になんとか凌ぎ、苦しい時間を持ち堪えると徐々に点差を縮めていき、前半終了間際に渡邊(3年)のゴールで同点に追いつき13-13で前半を終えた。
運命の後半戦、石田(4年)、渡邊、竹中(2年)を中心とする攻撃陣は組織で密集してくる立教大DFに対し、クロスを多く使うことで打開を図った。竹中や石田によるクロスに対して前のめりになった相手の懐を突くようなゴールも生まれ徐々に流れを引き寄せていく。DFにおいてもリーグ全体を通して法大の守備を統率、そして要となっていた栗田(2年)、小柏(3年)、布田(4年)を中心に組織守備を徹底。立教大にゴールを割らせない。その後何度か退場者を出してしまい我慢の時間も続いたが、山口がゴールに立ち塞がり奪われかけていた試合の主導権を取り戻す。まさに総力戦で挑んだ一戦は最後まで守り切った法大が勝利。自力残留を勝ち取ったと同時に定期戦のリベンジを果たした。(広報=間)

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